2011年 11月 09日
「台湾×日本」について。 |
日本は3/11に東日本大震災という未曾有の災害に遭いました。あの時の何というか、絶望感というのは日本国民のほとんどが感じたと思います。今もあの時の事を思い出すと、悲しい気持ちが蘇ってきて涙が出るほどです。
しかし、被災された方々の悲しみを乗り越えようと必死に生きる底力にはすごく勇気をもらいました。また、物不足、食料不足の事態が起きてもちゃんと列を作って並んでいた光景を見て、その中に垣間見える、自分の事よりもまず「他人を思いやる気持ち」に心を打たれました。
ただし、「他人を思いやる気持ち」というのは日本人特有のものではなく世界中にありました。救助隊を派遣してくれた国、金銭的に支援してくれた国、それらの事ができなくても日本を応援する気持ちを持ってくれた国や人々。ほんとうに感謝してもしきれないほどです。
そんな支援をしてくれた国の一つに「台湾」がありました。人口も平均月収も日本より少ない中で、とんでもない額の義援金を日本に送ってくれました。なぜそこまでしてくれたんだろうと自分なりに考えると、義援金を送った台湾人の気持ちの裏側には「自分の生活が多少苦しくなっても、もっと困ってる人を助けよう」という、まさに「他人を思いやる気持ち」があったからだと思います。
そんな中、2年半前から台湾に移住している大親友の小野竜哉氏の誘いで私は台湾でDJさせてもらえる事になり、4月と6月に感謝の気持ちを込めてプレイしました。その気持ちが伝わったか伝わってないかは知りませんが、台湾のみんなが温かく歓迎してくれ、友達もたくさんできました。
音楽というのは言葉が分からなくても伝わり合える力を持っている、人類が作り出した素晴らしい物だと思います。自分と一緒に4月にDJしたmilkdipper代表のDJ TONKさんのプレイも、6月に一緒に出たDJ KENTA,DINARY DELTA FORCE,BLAHRMYたちのプレイも、台湾の人たちと素敵な音を一緒に楽しんでいたのを、私は目の当たりにしました。そんな国境なんか関係無い心の繋がりがある機会をたくさん作っていきたいと思い、
今回「台湾×日本」を企画しました。
今回は交流という色を強めたいので日本と台湾の両国でイベントを開催します。
日本を代表するアーティストが台湾でDJ,LIVEをして、翌週、台湾を代表するアーティストが日本でDJ,LIVEをします。日本とはhiphopのシーンやクラブ事情が異なる台湾で、とても協力的に一緒に作り上げてくれたGROOVEWAR( http://www.groove-war.com/ )のみんなにはほんと感謝です。
まずは
11/12(土) 「 JAPAN LOVE TAIWAN 」
台北@ATT showbox2 ( http://www.att4fun.com.tw/#/floor )
「日本アーティスト」
DJ KENTA(ZZ PRODUCTION)
DJ URUMA(D.L.I.P)
DJ EICHI(Nu:Essence)
サイプレス上野とロベルト吉野(ZZ PRODUCTION)
TAKUMA THE GREAT(forte/HOOLIGUNZ)
「台湾アーティスト」
DJ Vicar(Soul Amazin' Records)
DJ CHICANO(Beat Square)
DJ Crrherc(Dbs Jam)
Mr.Brown(Xi Union)
あと3日です。いい一夜にしたいので頑張ります!!みなさん宜しくお願いします!!
日本で行うイベントの告知は後ほど書きます!お腹が空いたので夜市に繰り出します。
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by tomohiromorikawa
| 2011-11-09 21:16
| 人間